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songbook vol.10 収録(2002)
砂時計
昨日、近所の遊歩道で足取りの遅いおじいさんを追い越した
何十年も使い続けてきた体はなかなか言うことを聞かないようだったけど
一歩一歩しっかり歩いていた
そうやって人生も歩いて来たんだろうか?
おじいさんが若い頃は戦争があって、自由なんて夢のまた夢で
ようやく戦争が終わっても家族を養うのに必死で
自分のことはいつも後回しだったんじゃないかな
今の世に蔓延っている妙な自由主義や個性偏重をどう思ってるんだろう?
そんな僕もいわゆる現代人なわけで、
その下の世代はもっともっと現代人なわけで
物質社会にどっぷり浸かってきたはいいんだけど、
精神(こころ)をどこかに置き去りにしちゃったかな
なんてことを言っていると将来は説教じいさんになりそうだけど、
じいさんが説教をしない世の中ってどこかおかしいよね・・・
出逢いと別れを繰り返しながら 僕らは生きてゆく
命の砂時計をあとどのくらい 数えていられるのだろう
コンピュータモニターには世界中の様々な情報が溢れかえっていて
あたかも世界旅行をした気分になるけど
気づいてみれば僕の世界は狭い部屋の中だけだった
人には全然会わないし、まして恋人なんて出来るわけもない
憧れのあの子はイヤらしい格好で僕に微笑んでくれるけど
クリック一つで消えてしまう
今日もいつものように色んなページを観てるけど、
ああ日本に住んでいて良かったな~と思うよ
戦渦に巻き込まれた人々の表情は痛々しい
それに比べると僕らが普段抱えている悩みや痛みがひどくちっぽけに感じたよ
もしかして比べること自体が間違っているのかもしれないけど
やっぱり思うよ、明らかに僕たちは幸せだ
出逢いと別れを繰り返しながら 僕らは生きてゆく
命の砂時計をあとどのくらい 数えていられるのだろう
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