many colors収録（2013） 1997年に発売された楽曲のセルフカバー I love you 雨に濡れた午後の街　人波ぬけて 足を急ぐ見慣れた後姿を見た こんなに近く君がいるのにどうしてだろう 追いかけても届かない距離を感じてる Close my eyes．．．夢の中じゃ 素直に抱き寄せられるのに Close your eyes．．．目覚めの朝　現実が君を奪ってゆく I love you 　君を連れ去りたい　誰かの為に微笑む姿 眩しくて切なくて消せないままで 恋心よ叶わぬなら街ですれ違う君を見ても 気付かない程忘れたい．．． こんなに他人（ひと）を想う事はなかった この気持ちを癒すものはまだ見つからず 出逢いの日が彼よりも早かったらなんて どうにもならぬ事思う　眠れない夜に Fallin' rain．．．傘もささず　雨に打たれても想いは Stay with me．．．根雪の様に流れずに　僕に重なる I love you 　この想い伝えにこのまま君に逢いに行きたい 僕だけの君ならば許されるのに 愛しい人　風の様に僕の心すりぬけて行くよ 優しさを少し残して．．． I love you 　君を連れ去りたい　誰かの為に微笑む姿 眩しくて切なくて胸に焼きつく 恋心よ叶わぬなら君が望む夢を壊したい壊せないどうしても．．． 君だけ見える

many colors収録（2013） 1994年に発売された楽曲のセルフカバー 愛を信じたかった 真夜中のベンチで君を待つ　いつもなら待ち合わせの場所だね ウィンドウ見つめ思い巡らすよ　熱い約束した日々 この瞳で　その瞳の　変わり身を確かめたら 信じられぬ　初めての偽りだけ 赤いルージュの知らない輝きを　乗せてやってきたあいつの車 もう二度と戻ることは出来ない　君の言い訳はとめて 通り過ぎる季節の中　輝くふたりだけ見た 汚さないで　謎にして　こわさないけれど 愛を信じたかった　夢を信じたかった　響く　言葉遠く 抱きしめているとき　それは本当だった　どんなに意識消えても この瞳で その瞳の 純粋さ確かめたら 走り去るよ 不可思議な 変化見つめられたなら 知らなかった 君の心 最後の時の狭間で さわらないで 謎にして 追いかけはしない 時を超えたかった　永遠を超えたかった　二人とけた夏に そのまま飛びたかった　それが真実だった 何も変わらぬはず 明日を呼びたかった　あの日に繋げたかった　濡れた素肌落ちる 求め合う気持ちは　忘れられないはずさ　傷つく胸隠しても 愛を信じたかった　夢を信じたかった　すべてを超えたかった

songbool vol.10収録（2006）

songbook ballads 収録（2009） 唄 君の笑顔が愛しいから　そばにいて唄を唄いたい うまく伝えられたらいいな　数えきれない気持ちという唄を 悔しい涙流す日には　雨が土に染み込むような 大げさすぎない優しさで　君をそっと抱き寄せたい 素直さとプライドの間で　いつも揺れてるおぼろげな唄だけど 君だから僕なりの今を生きてゆける 生まれゆく感情がメロディー奏でだす ずっと寄り添うばかりじゃなく　そっと手を差し伸べる距離を大事にして 一つづつ、そして少しづつ　君を知ってゆく・・・ 夢憧れに通じる道　希望と不安は日替わるばかり 積もりゆく経験がくれたのは　挫折や自分らしさのようなもの がむしゃら過ぎて空回るより　自分なりの歩幅を見つけだそう そして今変わらずに変わり続けなけりゃ この時代（とき）の風の中　翔ばたけないだから さりげない強さ　おだやかな情熱　僕のため君に捧げてゆく 出逢えた人よ、永遠なんて言えないけど　行けるとこまで・・・ 君にとって僕にとって何が幸せなんて 言の葉で決めつける事に意味はないさ 君と僕の表現で最新の愛を　注ぎ込めるなら 思い込んですれ違って傷つけ合うだろう 求め合って笑い合って眠りにつくだろう 喜び哀しみ、理解誤解もして　心の唄は育ってくもの 一つづつ、そして少しづつ　好きが増えてゆく・・・

songbook vol.14 収録（2012） ずっとずっと抱きしめたい 雨が降れば思うよ　あの日のことを 真夜中ドアを抜けた君の後姿 サヨナラも告げぬまま　最後のその涙 二人で選んだテーブルに悲しみを映した 突然すぎた別れは君の心に何を刻む？ そんなこともわからぬまま　一人の夜を数えた こんなに愛してたなんて　強く強くそう思った 今ここに君がいれば　ずっとずっと抱きしめたい 音のない部屋の中　鏡に映る あるがままの自分に問いかけてみる 願うだけじゃ叶わない　夢に近づきたいから 希望の灯をかざしつづけて　裸足で走り出せたら 明日を越える強さを　きっと探してみせるから 今ここに君がいたなら　ずっとずっと抱きしめたい 幾つもの瞬間（とき）の中で　わかりかけた大事なもの 今すぐ君に伝えたい　かけがえないこの想いを こんなに愛してたなんて　強く強くそう思った 今ここに君がいれば　ずっとずっと抱きしめたい もう一度未来（あす）へと続く　ドアを開けて駈け抜けたい 今ここに君がいたなら　ずっとずっと抱きしめたい ずっとずっと抱きしめたい

Ride On "songbook" 収録（2010）

songbook vol.14 収録（2012） 俺は君の親 嬉しい　嬉しい　いや、寂しい 寂しい　寂しい　でも、喜ばしい 今夜は娘の大事な日　しっかりしろ・・・しろ　俺・・・俺 振り返れば俺も　三十年前は　アイツと同じ立場で 一丁前のフリをして　挨拶に行ったもんだ 「今までありがとう」なんて言うな 涙がグッと込み上げる なかなか綺麗じゃないか　その姿 君の母さんとかぶって見える　おめでとう 嗚呼　君は幸せの道を歩け　歩けばいい 隣にはアイツがいるさ　少し心配、いや大丈夫 嗚呼　君は素晴らしい未来つかめ　つかめばいい 笑顔を忘れなかったら　大抵のことは乗り越えられる 残業ばかりの平日で　休日はいつも寝てばかり 子育てはほとんど母さん任せ　もうちょっと遊んであげりゃ良かったかなぁ でも深夜に帰宅して君の寝顔見れば　明日への活力になったもんだ まさに天使の寝顔　この子を守ろう　俺は君の親だ 嗚呼　君は歓びの愛を　愛を知ったんだ 恋人から家族になる　その過程を楽しみなさい 嗚呼　君は暖かい命　命　宿すだろう 母として生きる強さを　知らず知らず抱きしめるから 嗚呼　君は幸せの道を歩け　歩けばいい 隣にはアイツがいるさ　少し心配、いや大丈夫 嗚呼　君は素晴らしい未来つかめ　つかめばいい 笑顔を忘れなかったら　大抵のことは乗り越えられる 少し心配、いや大丈夫

songbook vol.14 収録（2012） 夜明け前 凍えそうさ　ずいぶん長い赤信号だ　北風が吹きすさぶ夜 葉っぱの無い街路樹が僕を見下ろして　ニヤリと笑ってらぁ 気がつけば誰かが僕の横を通ってゆく　彼の前には青信号 大丈夫・・・小さく呟き前を見る　陽は必ず昇る 「時代のせい」「あいつのせい」「やったのに」「頑張ったのに」 ・・・言い訳の誘惑に負けそうになるけど いつか来た道がほら　はるか彼方で手を振る 悲しみに濡れた場所が　あんな遠くに いつか行く道を今　真っ直ぐな目で見つめよう まだ誰の足跡も無い　荒れ果てた道 ねぇ確かに逃げ癖がついた僕だった　小手先じゃ立ち回れずに そう目先の心地良さばかり追いかけて　近視眼になっていた 「ダメなとこ」「イヤなとこ」　向かい合って　受け入れて “手遅れ”なんて言葉　鞄から捨てた 誰かの真似をしても　そんな上手くは走れない 僕らしくあればいいんだ・・・少し遠回り やっと知ったことがある　今更かもしれないけど 動く前にその答えを出す愚かさを 夜が来て朝が来て　雨が降って陽が差して 永遠のループは決して変わらない いつか来た道がほら　はるか彼方で手を振る 悲しみに濡れた場所が　あんな遠くに 生まれ、そして生きてゆく　最後は一人で消える たったそれだけのことさ　でも素晴らしい　そして愛おしい